株式会社 真田製あん

Commitment私たちのこだわり

私たちのこだわり

Commitment

「その一軒」の味を創る
和菓子店や洋菓子店、ベーカリー等、あんこを必要とされるすべてのお客様に「その一軒」の味を作り上げるのが私共の仕事です。言うならば「オーダーメイドのあんこ」屋です。上生菓子、おはぎ、大福、焼まんじゅう、たい焼き、洋菓子など、用途によって糖度や食感、手離れの良さなど求められる「最適」が異なります。私共では入念な打ち合わせで用途やご予算、味のイメージを理解し、豆や砂糖、塩などの種類や配合を細かく決めてご提案しています。また、必要な時に必要な量を安定してお届けするために、一貫した生産管理体制を確立しています。
食材を厳選する
「あん」の良しあしを決める要因は、良質の豆や副材料をいかにして安定的に手に入れることができるかにあります。私共は、国内はもとより、海外にも良質な原材料を求め、厳選した食材のみを餡製造に使用しています。主原料の小豆は北海道産のほか、地元石川県の能登大納言を生産地で作況を確認して仕入れています。加賀野菜や能登野菜など地元の農産物も積極的に取り入れています。
食が体をつくるから
安心して食べられるものをつくる
生餡、煉餡ともに保存料・合成着色料・漂白剤、発色剤は一切使用しておりません。余計なものは入れない。創業以来のこだわりです。原材料がシンプルだからこそ、食材の美味しさを最大限に活かせるように「水」にこだわっています。活性酸素を減少させる効果があるとされる「光電子付与装置」、麦飯石やトルマリンなど天然セラミックスを使用した「活水器」、中空糸膜と活性炭フィルター使用の「浄水器」を導入し、北陸金沢のおいしい水をさらにまろやかにして使用しています。
こだわりの自社製品
小売ブランド「あんの真田」の商品は、「あん職人が本当においしいと思う餡を作る」をコンセプトに、保存料・合成着色料、特定原材料7品目不使用にこだわり、体に優しい甜菜糖(てんさいとう)で甘さ控えめに仕上げています。小さなお子様をはじめ、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなど食に制限のある方にも安心してお召し上がりいただけます。

真田製あんの歴史

History of Sanadaseian

古都金沢「オーダーメイドのあんこ」屋
菓子処といわれる金沢には、さまざまな銘菓があります。私共は「眞田製餡所」として創業して以来、70余年にわたって「金沢」の菓子店と共に歩み続けております。和菓子店や洋菓子店、ベーカリー等、あんこを必要とされるすべてのお客様に「その一軒」の味を作り上げるのが私共の仕事です。言うならば、「オーダーメイドのあんこ」屋です。入念な打ち合わせで用途やご予算、味のイメージを理解し、豆や砂糖、塩などの種類や配合を細かく決めてご提案します。試作を重ね、菓子のプロフェッショナルにご納得いただく餡に仕上げていきます。私共の製餡技術は、お客様のご要望に応えることを積み重ねて培われてきたものです。菓子処金沢の妥協を許さない菓子への情熱が、あんこ屋である私共を成長させてくれます。
「新たな餡の食文化」の創出に全力を尽くして
餡はおよそ1400年前の飛鳥時代から受け継がれている日本の伝統食文化であり、日本が世界に誇るヘルシーフードです。私共は、その伝統を後世につなぐものとして、代々受け継いだ製法にこだわりながらも現代に愛される味覚を追及し、食の多様化やグローバル化に対応した「新たな餡の食文化」の創出に全力を尽くして取り組んでいく所存です。「安全・高品質で美味しい餡を提供すべく日々精進し、日本の伝統食文化の継承と発展に貢献する」という創業以来の理念をこれからも守り、こだわりの餡を全国の皆様、そして世界の食卓へとお届けできるよう、北陸金沢で餡づくり一筋に取り組んでまいります。

【餡 あん】の歴史

History of An

  • 西暦二二〇年頃、中国は三国時代。蜀の軍師・諸葛孔明が、氾濫する川を鎮める為に、「羊と牛の肉を、小麦粉を水で練った皮で包み込んで蒸したもの」を河神に捧げたものが「肉まん」誕生の逸話だそうです。この逸話は創作だと言われていますが、ともかく中国では1800年前から「肉まん(饅頭)」という食べ物があったことになります。
    彼らはこの肉まんの中に詰める具材を、「餡」と呼びました。この「餡」の左側の「食」に似たへんは「蒸し器」を、右側の「旨」に似たつくりは「蒸し器の横に立つ人」を、それぞれ表現しているそうです。この「餡」は三国時代後の隋朝にも引き継がれ、そこで「肉餡(団喜)」という菓子が誕生しました。この肉餡が、遣隋使によって飛鳥時代の日本に伝来します。「餡」は広東語発音「ハァムン」に由来して、日本で「アン」と呼ばれるようになりました。
  • その後、日本では餡に独自の改良を施し始めます。鎌倉から室町に到る時期においては、肉食を禁じられた僧侶たちにより、肉の代わりに塩味の小豆を使った「塩餡」が食されるようになりました。
    南蛮貿易で砂糖が手に入るようになった室町時代後期には、今のような甘い小豆餡が登場。饅頭や羊羹、汁粉などの菓子が作られるようになり、茶の湯の発展とともに上流階級に広がりました。
    そして遂に、江戸時代に入り、国内で流通が始まった砂糖を用いた甘い餡、すなわち「あんこ」が市民生活へと浸透していったのです。
  • 「あんこ」は、私たちの美的な情緒性にぴったりと合致しました。日本では古来より赤色が魔除けとされ、特別な「ハレの日」に小豆を食べる風習が定着しており、これに加えて小豆の栽培が日本の風土に適していたことからも、「あんこ」は食文化に勢いよく広がっていきました。近代に入ると、この「あんこ」は「あんパン」を始め、様々な食に派生するようになりました。生クリームやバターなど洋食材との相性も良いということに気付いた先人たちは、絶え間ない向上心のもと、「餡」の多様性と美味しさを追求し続けたのです。
    このように、餡は時代とともに変容を遂げながら、日本独自の食文化を発展させてきました。あんこは日本の伝統食文化であり、日本が世界に誇るヘルシーフードでありながら、未だに完成ではなく進化の過程にあるという、とても興味深い食材だと言えます。私ども真田製あんは、まさにそのユニークな存在感こそが、餡=あんこの鮮烈な魅力だと感じています。
  • 私どもは、この「あんこ」を後世に語り継ぐ者として、洗練を尽くした先代の伝統製法にこだわりながらも、現代に愛される味覚を追究し続け、食の多様化やグローバル化に対応した「新たな餡の食文化」の創出に全力を投じてまいります。
    私どもの商品が、皆様の日々の食卓を鮮やかに彩るものになれば、心より幸いに存じます。また、かつて中国から日本へ餡がもたらされたのと同様に、今度は此処金沢の地から世界へ新たな餡が発信される事を、私どもは願ってやみません。

    「あんこを世界の食卓に!!」――これからも、真田製あんの挑戦と研鑽は終わる事はありません。

製品について

03Products

あんの真田の製品
「あんの真田」は「あん職人が本当においしいと思う餡を作る」をコンセプトにつくった、保存料・合成着色料、特定原材料7品目不使用にこだわった餡製品です。お気に入りの餡を見つけていただければ幸いです。
あんの真田の製品
SANADAの製品
「真田製あん/SANADA」はOEM / 業販用の製品です。(最小ロット10kg~ ※餡によって異なります)私共では入念な打ち合わせで用途やご予算、味のイメージを理解し、豆や砂糖、塩などの種類や配合を細かく決めてお客様のニーズに適したオリジナルのあんを製造いたします。
SANADAの製品

05Casestudy

事例のご紹介
真田製あん/SANADAの業務用あんをご利用いただいているお客様の事例です。
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